アロマセラピー(芳香療法)は、「芳香」と「療法」が組み合わさり、植物の花、葉、種子、果皮、幹などから抽出された100%天然の精油(エッセンシャルオイル)を用いて、心身のバランスを整え、人間本来の自然治癒力や自己免疫力を高める植物療法です。

日本には、1990年代にイギリスからエステティックの分野で入り、精油は雑貨扱いで入ったために、精油成分の基準がなく粗悪なオイルに注意が必要です。

フランスでは、医療でアロマセラピー(aromatherapy)が用いられているので、日本のように、アロマセラピーとメディカルアロマセラピーを区別せず、アロマセラピーのみです。
日本においては、「アロマセラピー=エステティック」として入ったために、「メディカルアロマセラピー」として、エステとは区分けしていることが考えられます。ですので、日本におけるメディカルアロマセラピーの定義としてはなく、各々で書いている状況です。

香りは、ダイレクトに脳に働きかけます

アロマの香りの芳香分子は、鼻腔から嗅細胞がある嗅粘膜に入り、嗅神経を通り、大脳辺縁系に入り、視床・視床下部を通り、大脳皮質の嗅覚野に入り、においとして認識されます。

精油のにおいの情報は、脳に直接伝達されますから、脳で起こっている原因の疾患や不調の改善が期待できます。ストレス緩和はアロマセラピーが最も得意とするところです。アロマセラピーによる疼痛緩和は、モルヒネのような強い鎮痛効果はありませんが、ゲートコントロールによって、ある程度の末梢神経障害性疼痛と侵害受容性疼痛の緩和が可能で耐性も作られません。
塩田清二『<香り>はなぜ脳に効くのか』(NHK出版新書、2012)

また、安らぎの物質、幸せホルモンのオキシトシンは、視床下部で産生され、下垂体後葉に送られ、ホルモンとして血中に放出されます。このオキシトシンは、私たちが作り出すホルモンで、心地よい触覚刺激やぬくもりで、やすらぎと結びつき、幸福感をもたらします。さらに、アロマトリートメントを受ける人と同時に施術する人もオキシトシンがでることで、その恩恵を受け取ることができるのです。

Toriセラアロマ研究所のメディカルアロマセラピー

当研究所が、20年行っているメディカルアロマセラピー(以後、メディカルアロマ)は、長年の看護師経験と病気の方専門のアロマセラピスト&リフレクソロジストの経験を生かし、代表の所澤が症状(痛み、拘縮、便秘、腹水、胸水、浮腫、不眠、筋緊張など)に働きかける施術をいたします。使用する精油は、フランスの医療で認められている精油を使用し、和精油についても、成分分析がしっかりした会社の精油を使用します。

病気になると医療による検査や治療が加わることで、心と身体がともに緊張状態になり、自己免疫力も低下します。
この心身の緊張は、自分ではなかなか和らげることが難しいです。

そこで、精油の香りと優しさのあるアロマトリートメントを用いて、その時のお身体の状態を観察して、体調に合わせた施術を行います。お身体の緊張が少しでも和らぐことで、固まっていた心と身体はリラックスします。また、筋肉の緊張が和らぐことで、血管の圧迫がゆるみ、血流も改善することにつながります。

ベースオイルの中に精油を入れて“ブレンドオイル”を作る
メディカルアロマ施術の様子