グリーフとは

「深い悲しみ」「悲嘆」「喪失」などを表すことばで、自分にとって大切な人や存在を失うことによって起こります。

グリーフケアとは

生きる時間を共有してきた大切な家族や人が亡くなった後、悲嘆し、残されたご家族は、深くてどうしよもない悲しみに包まれます。このような状態になった人に、さりげなく寄り添いながらサポートすることです。

残されたご家族のグリーフケアにつながるアロマトリートメント

患者さまの家族から「マッサージして、少しでも楽になってほしい。」というご希望があれば、ブレンドオイルやアロマクリームを使用し、ご家族に簡単なアロマトリートメントを指導して、施術を行っていただくこともあります。
それは、患者さまとご家族のスキンシップであり、かけがえのない思い出につながります。

ご家族が、心を込めて身体にタッチすることは、医療従事者がタッチすること以上に患者さまは嬉しいことでしょう。そうすることで、患者さまがお亡くなりになった後のご家族の悲嘆が軽減できると感じています。ご家族は、患者さまに手や足のアロマトリートメントを行い、患者さまが喜ばれることで、「少しでも楽になるアロマトリートメントを行い、喜んでくれた。」と、何もやってあげられなかった。のではなく、少しでも喜んでもらえた。ことで、お亡くなりになられたことは悲しいけれど、何もやってあげれなかったのではなく、少しでもマッサージができ、喜んでくれた。」という満足感をもつことができます。

ご家族は、患者さまがお亡くなりになられ、しばらくした後に、ご自身がアロマトリートメントをご希望されることが多いです。
それは、患者さまに施術をしたナースセラピストは、患者さまの話や思い出を共有することができるからです。ご家族は、患者さまを施術したナースセラピストからアロマトリートメントを受けて、思い出を語り合うことで、感情を表出することができるからです。残されたご家族は、患者さまを介護していた時のことを共有し、傾聴してくれる人が少ないのが現状です。

大事な方を亡くされたご家族は、グリーフ(悲嘆)が癒されるのに、約1年近く要します。その間、アロマトリートメントを受けて、身体と心の緊張がゆるみ、リラックスすることで、悲嘆の度合いが和らぎ、リラックスすることで、残された人生をその人らしく生きて楽しむことができるスピードが早いように感じます。

Toriセラアロマ研究所の今後の活動

Toriセラアロマ研究所のグリーフケアの一つとして、患者さまが当社代表 所澤の施術を受けて頂きました方のご家族さまを対象に「お茶会とセルフケアアロマトリートメントの会」を開催することを計画しています。
その際には、ご案内をいたしますので、ぜひお越しください。

ご相談、お申し込みは、フォームにてお気軽にお問い合わせください。